仕事のパフォーマンスを上げたい人が避けたい食事は?

仕事のパフォーマンスを上げたい人が避けたい食事は?

仕事のパフォーマンスを上げるために重要な「集中力」ですが、大人の集中力が持続する時間は50分と非常に短いと言われています。

さらに50分の間にも集中力の高い時間帯と低い時間帯の波は存在しているそうです。

寝不足や疲労感が集中力に影響することは皆さんもご存知かと思います。

今回は1回の食事が集中力に与える影響について、紹介をします。

  • 仕事で凡ミスが多い
  • 集中できず仕事の効率が低い
  • 現状より仕事のパフォーマンスを上げたい

仕事のお悩みをお持ちの方は是非ご一読ください。

 

集中力を下げる食事

集中力UP

日々の積み重ねの食事が将来的に疾病リスクを上げたり下げたり、という長期の未来への影響は多くの研究があります。

1回の食事がどんな影響を与えるか、米国オハイオ州立大学からの研究で明らかになりました。※1

研究では「飽和脂肪酸の多い食事」と「不飽和脂肪酸の多い食事」という油の質のみが異なる2種類の食事を食べた5時間後の集中力への影響について調べられています。

飽和脂肪酸の多い食事を摂った場合は、不飽和脂肪酸の多い食事を摂った場合よりも平均11%も集中力が低下していた結果となったそうです。

当研究においては、脂肪酸の質は違えど、脂肪60gの高脂質食でジャンクフードのようないわゆる高脂肪食であったことを研究社は指摘しており、「というのも、どちらの食事も高脂肪という意味では問題の多い食事だからです。もし、これが低脂肪食との比較だったら、飽和脂肪の多い食事による集中力の低下は、もっとずっと大きかったかもしれません。」

と語っています。

今回の研究では飽和脂肪酸が脳に及ぼす影響について、具体的なことは分かっていません。

しかしながら飽和脂肪の多い食事が全身の炎症反応を促進しそれが脳にも及ぶという先行研究がある、と筆頭研究者は指摘しています。

※1The American Journal of Clinical Nutrition, Volume 111, Issue 6, June 2020, Pages 1150–1158

 

飽和脂肪酸を多く含む食事を避けるための対策

魚料理を食べる

飽和脂肪酸の摂取が数時間後の集中力に影響していると明らかになったことは先述しました。

さて、飽和脂肪酸の少ない食生活をするには、どんなものを選ぶとよいのでしょうか。

 

飽和脂肪酸が多い食品の代表は、肉類の脂身や鶏肉の皮、バター、乳脂肪、ココナッツオイルです。

普段の食事で以下のような食事が多い人は注意が必要になりますので、自身の生活を振り返ってみましょう。

 

●魚より肉食のほうが多い。

●乳製品が好きで1日に数回乳製品を口にする。(牛乳を朝夕1杯ずつ、朝に乳&夜にヨーグルト、朝に牛乳、間食にチーズケーキなど)

●洋菓子が好き。(クッキー、シュークリーム、ケーキ、菓子パン、チョコレート)

●主食はパンが多い。

●カップ麺の摂取頻度が週に数回以上。(ほぼ毎日、1日に2回、1回で2個食べるなど)

 

当てはまる項目が多い方は、飽和脂肪酸の多い食事になっている傾向にありますので、対策を行ってみてはいかがでしょうか。

自分が下記の①~③のどのタイプに属しているかで対策が変わってきます。

それぞれの対策について紹介していますので、該当項目を是非ご覧ください。

①自炊は行わず、惣菜や外食がほとんど

②自分で食材の買い物~料理までやっている

③買い物や料理は自分以外の家族がやっている

 

①「自炊は行わず、惣菜や外食がほとんど」タイプ

●食事のメニューは肉より魚を意識的に選ぶ。(最低1日1回は魚にするなど)

●肉を選ぶときは、脂身の少ない部位の肉を選ぶ。(バラ肉⇒ロース⇒ヒレ)

●間食の頻度を減らす。

●乳製品は1日1品を1回まで。(牛乳コップ1杯、ヨーグルト1個など)

●乳製品は低脂肪のものを選ぶ。

●パンを主食にする回数を減らす。(毎食パン⇒朝食のみパンなど)

●カップ麺の摂取回数を減らす。(スーパーやコンビニの惣菜を活用する)

 

②「自分で食材の買い物~料理までやっている」タイプの方の改善例

●たんぱく質源は魚の摂取頻度を現状より増やす。(週1⇒週2など)

●肉を買う時は、脂身の多いバラ肉は避け、ロースやヒレなど赤身の多いものを選ぶ。

●鶏肉の皮は下処理の段階で捨てる。

●調理する時はバターより植物油を使用する。(常温で液体状のものを使う)

●間食の頻度を減らす。

●乳製品は1日1品を1回まで。(牛乳コップ1杯、ヨーグルト1個など)

●乳製品は低脂肪のものを選ぶ。

●パンを主食にする回数を減らす。(毎食パン⇒朝食のみパンなど

 

③「買い物や料理は自分以外の家族がやっている」タイプの方

②の内容を調理担当の方にお伝えしましょう。

「作ってもらっているものに意見が言えない」と考える謙虚な方も少ないかと思います。

しかし、調理を作ってくれているご本人様やその料理を食べるご家族全員が飽和脂肪酸の多い食事になっている可能性が高いでしょう。

今回は、仕事のパフォーマンスを上げる(集中力を下げない)ための食事として飽和脂肪酸の多い食事を避けるべきと紹介しました。

しかし、飽和脂肪酸の多い食事は、仕事のパフォーマンス以外にも心筋梗塞発症リスクとの関わりなども明らかになっています。※2

ご家族全員の健康のためにも、改善した方がご家族全員にもメリットが大きいといえますので、是非家族で共有していただきたい情報です。

※2 飽和脂肪酸摂取と循環器疾患発症の関連について|国立研究開発法人 国立がん研究センター

まとめ

長期的に飽和脂肪酸の多い食事を摂っていると心筋梗塞発症のリスクなどの健康被害の危険は有名です。

しかし、飽和脂肪酸の多い食事が、数時間後の仕事のパフォーマンス(集中力)に影響することが判明しています。

仕事で凡ミスが多い、集中力がないと感じる、などのお悩みを抱えている方は、一度自身の食生活も振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

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