なぜ新卒を採用するのか?どんな企業に新卒採用が必要なのかを解説!

なぜ新卒を採用するのか?どんな企業に新卒採用が必要なのかを解説!

増えやすく新卒採用は、日本ならではの採用方法で、正社員として就業経験のない「卒業したばかりの学生」を採用することを指します。

卒業後の4月より入社してもらうのが一般的です。

他にも、中途採用や、通年採用という方法もあります。

今回は、新卒採用を選ぶメリットデメリットや、果たしてどんな企業が新卒採用に向いているかを解説していきます。

新卒採用と中途採用の違い

求職活動 面接

新卒採用と中途採用の違いを一覧にまとまました。

新卒採用 中途採用
目的 ・将来のリーダー、経営幹部候補となる人材の確保
・企業文化の継承
・組織の活性化
・世代構成の調整
・即戦力のある人材、欠員補充
・他社ノウハウの獲得
・組織の活性化
・世代構成の調整
メリット ・入社後の定着率が比較的高い
・自社の風土や理念に染まりやすい
・全国転勤や、交代勤務など柔軟に対応してくれやすい
・経験豊富な人材、自社にはない技術を獲得できる
・企業側のスケジュールで採用を行える
・ビジネスマナーや技術の育成の手間が少ない
デメリット ・育成に時間・費用がかかる
・採用までの工程数が多くなりがち
・労務経験がないためミスマッチが起こりやすい
・経験で身に付いた他社のやり方・風土が癖になって抜けづらい
・年齢や家庭事情により異動や交代勤務を避けられることもあり
・入社後の人件費が新卒に比べて高い
採用時期 2月~5月

 

通年

 

平均採用コスト※ 93.6万円

 

103.3万円

 

 

参考:就職就職白書2020 就職みらい研究所

新卒採用の目的

新卒採用の目的

新卒採用の目的は4つと考えます。

①将来のリーダー・経営幹部候補となる人材の獲得

②企業文化の継承

③組織の活性化

④世代構成の調整

新卒採用は、自社の理念や方針を持った社会人にじっくりと育成していくとことが目的です。

就労経験がないため中途採用と比較して、即戦力には期待しずらいのが特徴ですが、新卒採用の市場は非常に大きく、優秀な人材に出会える可能性も高いでしょう。

③組織の活性化や、④世代構成の調整については、新卒・中途どちらにおいても共通の目的です。

 

新卒採用のメリット

新卒採用試験

新卒採用のメリットを3つ紹介します。

・入社後の定着率が比較的高い

・自社の風土や理念に染まりやすい

・全国転勤や、交代勤務など柔軟に対応してくれやすい

それぞれについて、もう少し詳しく解説します。

 

入社後の定着率が比較的高い

新卒採用者と、中途採用者の定着率を比較すると、新卒採用の方が比較的高い傾向にあります。

厚生労働省の調べによると、大卒で新卒採用された人のうち3年未満で退職する割合は、約30%です。※2

ビズリーチ社の独自調査によると、中途採用者のうち3年未満で退職する割合は、約39%という結果です。※3

(転職経験のある35~49歳を対象とした調査)

調査元が異なるためデータの信頼性は怪しいですが、中途採用のほうが定着率が低くなる可能性があると考えられます。

参考

学歴別就職後3年以内離職率の推移 厚生労働省

早期離職はなぜ起きる? 中途社員の離職率や理由別対応策を紹介 ビズリーチ

自社の風土や理念に染まりやすい

新卒採用者は、他社の風土やルールについては一切知らないため、中途採用者と比較して風土や理念に染まりやすいといえます。

つまり企業文化の継承も純粋に受け入れ引き継いでいってもらいやすいのです。

一方、中途採用者は他社の風土やルールと違うことで「前職の〇〇なところがよかった」とマイナスに捉えられることも想定できます。

新卒者でなければ風土や理念が継承されないという訳ではなく、企業の発展に繋げていげられるよう工夫が必要です。

 

全国転勤や、交代勤務など柔軟に対応してくれやすい

新卒採用者は、独身であるケースも中途採用者と比較して非常に高く、入社とともに生活を整えていくことができます。

家族が増えたり、ライフスタイルが確立された後では、全国転勤や交代勤務などの生活スタイルが大きく変わる環境が選べない場合もあり、入社希望者の割合が新卒採用の方が高くなるといえます。

 

新卒採用のデメリット

新卒採用のデメリットを3つ紹介します。

・育成に時間・費用がかかる
・採用までの工程数が多くなりがち
・労務経験がないためミスマッチが起こりやすい

新卒採用のデメリットは、中途採用のメリットにも繋がります。

もう少し詳しく解説していきます。

 

育成に時間・費用がかかる

新しく入社した従業員は、自社のルールややり方を覚えるところからスタートするため、労働生産性が100%になるまで時間がかかります。

場合によっては研修を別で設けるなど予算が必要となり、教育係の労働生産性も下がります。

業界の基礎知識やビジネスマナーから育成していく必要があるため、中途採用と比較すると時間や費用はかさみやすくなります。

一方、中途採用の場合は、業種や仕事内容の経験者を募集すると即戦力になってくれるため、育成時間や費用を抑えることができます。

 

採用までの工程数が多くなりがち

新卒採用となると、インターンシップや会社説明を実施する企業もあります。

さらには応募人数も中途採用より多くなりやすいため、試験の回数も増えやすくなります。

採用が決まるまでの期間も長期化しやすくなります。

 

労務経験がないためミスマッチが起こりやすい

企業側の視点でみると、新卒採用とは仕事における実績がない人を採用するため、どんな仕事ができるか、どんなスキルがあるのかは不透明な状態です。

採用時にも、技術的なスキルではなく、人間性や伸びしろ、仕事に対する想いなどをもとに採用することになります。

従業員側では、就労経験がないことから入社後に「想像と違った」という期待や予想とのギャップが生まれやすくなります。

新卒採用者の強みをどう育てていくかは、採用試験を通してじっくりと精査する必要があります。

 

新卒採用に向いている企業とは

企業を選ぶ基準

上記までに解説した目的・メリットデメリットから、新卒採用に向いている企業の特徴は、

①会社の風土や理念を深く定着させたい企業

②既存事業の規模を大きくさせたい企業

③先行投資に時間とお金をかける余裕のある企業

といえます。

即戦力がほしい、事業の領域拡大、新しい考え方を取り入れていきたい場合は経験者の入社が強みになります。

 

新卒採用で失敗しないための対策

会議 失敗

従業員を増やすことは今後の企業の発展にとって重要です。

「計画的に」採用することが失敗しないための対策として重要です。

とくに、計画人数・タイミング(毎年、隔年、数年)・どんな人を採用基準にするかを明確にしましょう。

無計画な人数・タイミングは、将来的に世代構成にバラつきが生じる危険になります。

ベテランぞろいになれば生産性も高くなる可能性は高いですが、同時期の退職となるとその後の企業の質が下がる原因にもなります。

 

自社の世代構成やキャパからしっかりと採用計画を立てる必要があります。

採用基準も非常に重要です。

企業のどんな業務・環境にとって、どんな人が必要であるかを踏まえた上で選ぶ必要があります。

「良い人そう」という曖昧な基準で選ぶとミスマッチにも繋がり危険です。

 

 

まとめ

採用方法によってメリットもあればデメリットもあります。

自社にとって適切な方法・タイミングで採用をおこない企業の発展に繋げていきましょう。

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